事例 01

ユカイ工学株式会社

コミュニケーションロボット「BOCCO」

BOCCO(ボッコ)は、メッセージのやりとりや、センサーの反応を確認することができるコミュニケーションロボットです。
ご家族とのコミュニケーションや、介護施設のレクリエーションとしてもご活用いただいております。
詳細は、ユカイ工学株式会社の以下サイトをご参照ください。

https://www.ux-xu.com/

サポート領域

2.製品・サービスの検証
①実証検証サポート③プログラム改良・開発支援

企業の課題やニーズ

・介護施設でのレクリエーション活動の内容など実態が分からない。
・高齢者に楽しんでいただける介護レクリエーションの開発ノウハウがない。
・実証実験ができる介護施設との接点がない。

取組み内容

コミュニケーションロボット「BOCCO」
・高齢者とご家族でのメッセージのやり取りや、振動や環境センサの反応から高齢者が元気に生活しているかを確認できるコミュニケーションロボット。
・介護施設の利用者の様子をご家族と介護職員に通知ができ、生活サポートも可能であるため介護施設での販売を検討。
・介護施設での利用を想定し、当社にてBOCCOに搭載する介護レクリエーションプログラムの開発、実証をおこなう。

【取組み内容】
①介護レクリエーションプログラム開発へのワークショップの開催
②介護レクリエーションプログラムの開発
③介護施設での実証(実証結果をプログラムに反映)
※実証からみえた活用メリット一例
高齢者の好きなタイミングでおしゃべりができる、高齢者の孤独感の解消や職員の業務効率向上。

今後について

・介護施設での実証をふまえ、開発した介護レクリエーションプログラムをさらに展開。
・今後は地域を巻き込んだ、ロールモデル化に向け引き続きサポートの予定。

担当者の声

BOCCOを使ったレクリエーションを実施し、レクリエーション担当者へはBOCCOが側に居てくれる安心感を与え、ご利用者へはBOCCOの存在に対しての興味関心を引くことができました。「今日は何を話てくれるの?」と、普段レクリエーションを敬遠する方からも、楽しんで参加いただきました。
また、認知症が深いご利用者向けに数回同じプログラムを実施したところ、少しずつ記憶を思い出し、昔話を介護スタッフへ楽しそうに話している様子も見受けられました。
BOCCOはボタン2つのみ、簡単な操作で使えるロボットのため、ご高齢の方でも問題なく利用できます。介護施設に限らず、地域のアクティブシニア同士での活用へと幅を広げて行きたいと考えております。